1. 光トランシーバ⚡️プロジェクト開発のきっかけ
JE1DLC, JL1HPH, JN1GGZの3局で、可視光線(visible light)を利用した光通信トランシーバーを制作します。中学生でも工作できるようにシンプルする。室内5mほどの交信ができるように、できれば CW通信にも対応させたい。頒布キットを、ハムフェア2023出展に間に合わせたい。 ##光トランシーバプロジェクト はこうして始まりました・・・ https://scrapbox.io/files/63b8697ad3d4b9001dd7977b.png
きっかけ
可視光通信を体験しよう!(信州大学工学部)を参考にしました。
この回路はシンプルだが、さらにシンプルにし、より工作しやすくできないか。
目的
中学生でも工作できるように簡単にする。
室内での5mほどの交信を可能にする。
敷居の低い工作、安価で容易に購入できる部品で構成
電波を使わず、光で通信、
CW通信も
離れた場所にいる友だちと通信ができる。
Step.1 オリジナル(信州大学工学部)を制作してみた
この回路はシンプルだが、さらにシンプルにし、より工作しやすくできないか。
https://gyazo.com/7aecae29054666d660d59fe47eff7303
能動素子(トランジスタ)送信方式は高級に思えた。受動素子で構成しても動くのではないか。
Step.2 受信回路を見直してみた
受信側フォトICダイオード(S7183)は性能が良い。
音声出力:アンプを利用
フォトICダイオード(S7183)で受光し、音声信号を復調する。 https://gyazo.com/9935f5f7a895bde2f2b241f20e811fb6
Step.3 受動素子での送信回路を検討する
受信側フォトICダイオード(S7183)の性能が良く、能動素子(トランジスタ)ではなく受動素子で構成しても動くのではないか。送信側でオーディオトランス(8Ω:1200Ω)で変調をかけたところ、うまく動作しました。
https://gyazo.com/a70a2abeebb65cbee1284d99036e86c6
https://scrapbox.io/files/638306e6aec3fa001fc55198.png
送信側でオーディオトランス(8Ω:1200Ω)を使うまでもなく、抵抗とコンデンサーだけで変調出来るのではないかとひらめいた。実験してみたところ、あっさり動作した。
https://scrapbox.io/files/63b86a84067d26001e3d6c9a.png
https://gyazo.com/b555b486a4a3c354e377bf290d99984b
https://scrapbox.io/files/63b86b254be605001e68fa2b.MOV
Step.6 抵抗送信方式を選定、10cmほど離れた距離で光通信する
https://scrapbox.io/files/63b87d232544a4001e1f74ce.png
Step.7 音声出力を、イヤホンにも対応させる(受信部)
音声出力:アンプを利用するだけでなく、
イヤホン端子を用意し、イヤホンを使えるようにしたい。
近距離での交信なので、交信局の声が聞こえないようにするため。
Step.8 CW通信にも対応させる(送信部)
電鍵を接続できるように、電鍵端子を作る。
本体に電鍵スイッチもほしい
800Hzの擬似正弦波を作る(受信部の変更はなし)
Step.9 通信距離を長く、1mほど離れた距離で光通信できる
赤色フィルタなどの環境ノイズ低減が必要か
Step.10 通信距離をもっと長く、5mほど離れた距離で光通信できる
レンズなどの光学系が必要か
Step.11 頒布キットの構成を検討する
Step.12 頒布キットの制作、準備する
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